自己紹介文
このブログのタイトルは、古典ギリシャ語で「音声的なものをもとめて」「音声的なものにしたがって」というような意味、ということにいちおうしておきます(有名な古典の題名のマネですが、意味はあとづけで、「メタ」の意味がちょっとちがいます)。
「ΦΩΝΗΤΙΚΑ/φωνητικά〔phônêtika〕[ポーネーティカ」(音声的な〔もの・こと〕)というのは、「ΦΩΝΗ/φωνή〔phônê〕[ポーネー]」(音声、こえ)の形容詞「ΦΩΝΗΤΙΚΟΣ/φωνητικός〔phônêtikos〕[ポーネーティコス]」の変化形(中性・複数)の名詞的用法です。「ΦΩΝΗ[ポーネー]」という単語は「音楽のおと」「言語音」「ものをいう能力」「言語」「いいかた、いいまわし」という意味でもつかわれます。ことばというものは、現象としてはまずは音声です。
タイトルの下にかかげた文章は、プラトーンの『法律』(803e)からとったもので、意味は、「なんでもいいから あそびながら、つまり、ささげものをしたり うたったり おどったりしながら、生涯をおくっていかなければならない」ということです。発音をローマ字とカタカナでしめせば、「paizdonta estin diabiôteon tinas dê paidiâs, thyonta kai âidonta kai orkhûmenon./パイズドンタ・エスティン・ディアビオーテオン・ティナス・デー・パイディアース、テュオンタ・カイ・アーイドンタ・カイ・オルクーメノン」となります。
ギリシャ語は、最初、文字が気にいりました。古代の碑文とか中世の写本など、とても関心があります。ことばに関しては、文字とともに発音もすきなので、ギリシャ語の発音についても、こまかいところまで興味があります。このブログでは、古代と現代両方のギリシャ語のことをかいていますが、たんに「ギリシャ語」というばあいは、とくにことわらないかぎり、たいていは古代のギリシャ語のことをさしています。
日本語については、おもに漢字の問題点やそれによる日本語の“病気”、かなづかいなどをあつかっています。