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参考記事: ギリシャ語のローマ字がき

下の表は、ここでつかっているギリシャ語のローマ字がきの一覧表です([ ] のなかは発音記号)。このローマ字がきは、だいたいは発音をうつしたもので、ギリシャ文字をローマ字におきかえたものではありません。ただし、古典語でも現代語でも、「ξ」は「ks」ではなくて「x」にしてあります。

表のギリシャ文字のところをクリックすると、「ギリシャ語の文字と発音」のなかのそれぞれの文字の説明のところにいきます。発音などの説明はそちらを参照してください。

古典語現代語
αa, â [a:]a
βbv
γg, n [ŋ]gh [ɣ], y [j], n [ŋ]
δddh [ð]
εee
ζzd, zz
ηê [ɛ:]i
θth [tʰ]th [θ]
ιi, î [i:]i, y [j]
κkk, ky [c (kʲ)]
λll
μmm
νnn
ξx [ks]x [ks]
οoo
πpp
ρr, rh []r
σs, zs, z
τtt
υy [y], ŷ [y:]i
φph [pʰ]f
χkh [kʰ]h [x], hy [ç]
ψpsps
ωô [ɔ:]o
αιaie
ειē [e:]i, y [j]
οιoii
υιyi [yi]i
αυauaf, av
ευeuef, ev
ουû [u:]u
γγng [ŋg]ng [ŋg], ngy [ŋɟ (ŋgʲ)]
γκnk [ŋk]ng [ŋg], ngy [ŋɟ (ŋgʲ)], g, gy [ɟ (gʲ)]
μπmpmb, b
ντntnd, d

古典語:
ながい母音は、ローマ字がきのばあい、母音をのばす記号(macron)をつけて「ā」のようにすることがおおいのですが、ここでは「â」のようにヤマガタ(circumflex)をつけています。
ει」は「ei」ではなく「ē」とします(カタカナでは「エ~」とかくことにします)。
「y」は、現代語のローマ字がきとちがって、母音です。
有気記号「」は「h」であらわします。
κ」「χ」は、ラテン語式の「c」「ch」ではなくて、「k」「kh」にしてあります。
ρ」は「r」ですが、有気記号がついた「」は「rh」になります。

現代語:
「h」は、古典語の有気記号の子音ではなくて、つよい「h」の音をあらわしています。
「y」は、古典語のローマ字がきとちがって、子音です。
「ky」「gy」「hy」はそれぞれ口蓋化した「k」「g」「h」をあらわしています。


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ギリシャ語

コメント

英語、フランス語、ドイツ語が大好きなおっさんです。むかぁーし、アメリカにもフランスにも何年か暮らしてその土地の言葉ってとても大切だっていまでも思います。ワインが仕事なので、フランス語、英語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語の順で大切かもなんておもいますが、ギリシア語ってヘブライ語、ラテン語とならんでとても興味があります。ドイツ語はクラシック音楽が好きなので大学時代に学びました。スペイン語、イタリア語はフランス語の知識から憶測して判断するだけという稚拙なレベルです。でも、ギリシア語って興味あります、っていうかキリル文字にも興味があります。ってどうも意味不明の内容ですが、こういうサイトがあるってびっくりして出すべきか黙ってるべきか悩みましたがえいやぁって書いてみました。すばらしいサイトを見つけました。いやぁ、すばらしい。
T.Schono, der wohnt in Tokio.

投稿 Takuya Shono | 2006.05.14 14:08

おほめにあずかりまして、ありがとうございます。
ワインのことを現代ギリシャ語で「κρασί〔krasi〕[クラスィ]」といいますが、ギリシャでワインがやすいことにひっかけて、「クラシやすい」なんていうダジャレがあったりしますねぇ…。ワインがやすいのはギリシャにかぎらないんでしょうけど。

投稿 yumiya | 2006.05.14 23:04

教えてください。アリストテレスは経済活動を、オイコスとクレマティケーに二分した。
この2語をギリシャ文字でどう書くの?
お願いします。

投稿 まささん | 2006.11.16 21:31

コメント欄では記号つきの古典ギリシャ語がうまく表示できないばあいがあるので、本文のほう(→「オイコスとクレーマティケー(またはクレーマティスティケー)のつづり」)でおこたえします。

投稿 yumiya | 2006.11.17 11:21

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