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ウルトラセブンの名まえ

どうでもいいはなしだけど、いつだったか、ココリコの遠藤がテレビで「ウルトラマンセブン」なんていってたっけ。ウルトラセブンなんだけど。

それから、コジマで、こどもむけのイベントのおしらせに、「ウルトラマンセブンが来る」とかかいてあるのもみかけた。ウルトラセブンのはずなんだけどなあ。

「帰ってきたウルトラマン」のウルトラマンがいつのまにかウルトラマンジャックとかいう名まえになってたり、ゾフィーがウルトラマンゾフィーなんてことになってるみたいだから、セブンのほうもいまはウルトラマンセブンになっちゃったとか……?

でも、最近よくお目にかかるテレビのコマーシャルでウルトラセブンがでてくるのがあるけど(パチンコ台の宣伝だっけ?)、あれにはたしかちゃんと「ウルトラセブン」ってロゴがでてたから、やっぱりウルトラマンセブンじゃないんだよなあ。

ウルトラマンA(エース)からあとはみんな「ウルトラマンなんとか」だから、ウルトラマンセブンっていいたくなるのはわかるけど。

ウルトラマンAだって、もともとはウルトラAのはずだったのが、なんかの事情でウルトラマンAになったってはなしなんだよな。ウルトラセブンからかんがえりゃ、ウルトラAが自然だし。

そういえば、セブンのときはまだウルトラ兄弟だのウルトラの父・母だのっていう設定はなくて、そのまえのウルトラマンとのつながりもなかったんじゃなかったっけ。セブンだけ、なんかデザイン的にもちがうし、カラータイマーもないし…。

ところで、日本語のウルトラは なに語からはいったんだろ。国語辞典をみると「英語・ドイツ語」ってかいてあったりするけど、やっぱりそうなのかな。ただし、英語の ultra だとすると、英語の発音じゃなくてローマ字よみしたことになる。英語の発音は[アルトラ]なんだから。ドイツ語よみだと[ウルトラ]だから、たしかにドイツ語の線もありそうだけど。

英語の「アルトラ」もドイツ語の「ウルトラ」も、そのもとはラテン語の ultra [ウルトラー](はるかかなたに、むこうがわに、~をこえて)だ。だからってたぶんラテン語から日本語にはいったわけじゃないだろう。

まあ、なに語からはいったにしても、日本語としては「ウルトラ」になってて、これでいろんなとこにつかわれてる。それに、ultra- がついてる英語が日本語になったばあいでも、「ウルトラ」は「ウルトラ」のまんまで「アルトラ」にはならない。「ウルトラマリン」(ultramarine)とか「ウルトラナショナリズム」(ultranationalism)なんていうのがそうだ。和製英語(?)の「ウルトラマン」もそうだし。

2005.04.03 kakikomi

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