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手話

きのうの新聞に、ろう学校のことがのってた。日本弁護士連合会(日弁連)が文科省に対して意見書をおくったんだけど、それは、「国は手話を法的に言語とみとめて、ろう学校の生徒が手話で授業をうけられるように、選択の自由を保障するべきだ」っていう内容で、こんな意見書をおくったのは、ふしぎなことに、いま、ろう学校では手話での授業をほとんどしてなくて、親たちが「母語である手話で教育をうける権利がおかされてる」って日弁連に人権救済をもうしたててたからだって。

手話っていうのは、わざわざつくったものだとばっかりおもってたけど、自然言語だっていうのをあるときしった。関東と関西でもちがいがあったりするし、日本手話と外国の手話はちがう。でもって、きのうの新聞記事には「母語である手話」っていうのがでてきて、ちょっとハッとした。そうか、自然言語なら、手話が母語っていうひとも当然いるんだ。日本にすんでるから日本語教育は必要だろうけど、母語で教育がうけられないっていうのはたしかに問題だよな。

ところで、あるテレビ番組のコーナーで、“手話を学ぼう”とかいうのがあって、それをみてたら、なんかエジプトの象形文字ににてるっておもった。目にみえるものをあらわすのに、ある一部で代表させるとかいうこともあるけど、発音をあらわす文字としてのやりかたもおんなじようなものだった。たとえば、かげ絵でやるみたいに手でキツネのあたまのかたちをつくって、かなの「き」をあらわしてる。キツネの「き」だ。エジプトの象形文字も発音をあらわす文字としてはそういうやりかたをしてる。もっとも、こういうことは自然におもいつくことだろうけど。

それとか、土地の名まえなんかもおもしろい。名古屋はシャチホコ、大阪はくいだおれ人形であらわしてた。こういうのはいろんなやりかたがありえるだろうし、じっさいバリエーションもあるみたいだ。それに、はやりすたりだってあるんじゃないのかな。なかまうちだけで通じるようなのだってあるだろうし。

2005.04.16 kakikomi

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