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学校の習字

文字ってものにはすごく興味があるし、カリグラフィーなんかもおもしろい。書道だってそういう意味じゃいいんだけど、学校の習字の授業のせいで、どっちかっていえばキライになった。とくに楷書ばっかりかかせるもんだからおもしろくない。そういえば、タモリもそんなこといってたっけ。

むかしの寺子屋では、最初っから草書だか行書だかをおしえてたっていうし、楷書はじつはシロウトにはいちばんむずかしいとか。せっかく筆でかくんだから、タモリじゃないけど、行書とか草書もかかせてほしかった。それに、かな書道だって。

楷書をおしえる意味があるとすれば、それは「習字」としてだろう。そもそもこの科目を「習字」っていってるんだから、そのへん、もっとはっきりしたほうがいいんじゃないかな。ある書道家がいってるみたいに、文字っていうのは、もともと活字じゃなくて手でかくもんだ。だから、活字じゃない手がきの文字をこどもにおしえるっていうのは意味がある。これは漢字だけにかぎらない。それに、活字体と楷書はちがうものなんだから。ところが、学校の習字は文字をおしえるっていうより、芸術としての書道のまねごとばっかりやってない?(いまの小学校はちがう?) 高校の芸術の選択科目としてならまたはなしはべつだとしても。

2005.05.02 kakikomi

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コメント

 こんちわ。
 子供のころの習字はほんと興味がさらさら沸かなかったんですが、成人してイベントでの上手な人の記帳や、毛筆体デザインのロゴなどを見ていると、文字を書くのってイイことかも、と思えるようになりました。

 最近キーボードばかりで手で書かないせいか、漢字の数や語彙の減り方が著しいような……(泣

投稿: yukkie | 2005.05.03 07:00

こんにちわ。学校に授業ではぜんぜん興味がなかったものが、おとなになってから興味がわくっていうことはよくありますよね。修学旅行で京都にいってもおもしろくなかったのが、おとなになってからいくと、よさがわかるなんてはなしも……。

よくある毛筆とかペン習字のお手本は、きれいなだけであじわいがない、なんてシロウトかんがえでおもってしまうのですが、それはともかく、手がきの文字は、ヘタウマみたいなのもふくめて、いろいろあじわいがあってなかなかいいものだとおもいます。

投稿: ゆみや | 2005.05.04 00:18

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