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新発見の恐竜の学名

なん日かまえの新聞に、中国でみつかった2種類の新種の翼竜の化石のことがのってたけど、その学名のことがちょっとひっかかって…。

新聞の記事には、片っぽの翼竜については、

中国語で「飛ぶ竜」を意味する「フェイロンガス」と学名が付けられた

ってかいてあって、これだと「フェイロンガス」全体が「中国語」みたいだけど、学名っていうのはラテン語だから、この名まえは、「中国語」の fēilóng (飛竜)にラテン語の男性名詞の語尾 -us をくっつけたものだ。もう片っぽのほうは、

もう一方の「ヌルハチウス」は、清朝の建国者にちなんで名付けられた

ってかいてあるとおり、清朝をつくったヌルハチに、おんなじようにラテン語の男性名詞の語尾 -us をくっつけてできてる。こっちのことは「ちなんで」ってかいてるんだから、「フェイロンガス」のほうも、「『飛ぶ竜』を意味する『フェイロン』にちなんで」ってかけばいいとおもうけど、ひっかかったのはそのことじゃなくて、「フェイロンガス」っていうよみのほうだ。

Nurhachius (ヌルハチウス)のほうは、語尾の -us を「ウス」ってよんでるのに、なんで Feilongus のほうは「フェイロングス」じゃなくて「フェイロンガス」なんだよ。この名まえの語尾だけ英語よみ? 学名のよみかた、っていうか、カタカナがきにはずいぶん混乱があるみたいだけど、ふたつならべてるものをこういうふうにべつのよみかたにするとはねえ。

それと、ラテン語のよみかたとしては Nurhachius の chi は「チ」とはよめないんだけど、もとになったのがヌルハチだから、これはこうよんでもおかしくはないってことになるかな。

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2005.10.18 kakikomi; 2011.03.26 kakinaosi

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