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フタバスズキリュウ

福島県いわき市の双葉層群っていう地層で1968年に鈴木直[ただし]さんが発見したフタバスズキリュウが新属新種の首長竜[くびながりゅう]だったことがわかって、「フタバサウルス・スズキイ」っていう学名がつく、っていうニュースを新聞でよんだ。

発見されたとき調査のために日本にきたサミュエル・ウェルズにちなんで「ウェルジオサウルス・スズキイ」って学名が提案されたらしいけど、そのときは新種かどうかわかんなかったもんだから、結局この学名はつかなかった。それにしても、あとから調査にきたウェルズの名まえをつけようなんて…。

「フタバスズキリュウ」っていうのは和名で、この名まえは「ドラえもん」の映画にもでてくるぐらい したしまれてるらしいけど、学名のほうはこれを分解したような名まえだ。学名は、名まえのあとに発見者の名まえがつくってことで、鈴木さんの名まえがあとについてるわけだ。最初に提案された名まえでもそうなってたし。

ニュースには学名のつづりはのってなかったけど、たぶん Futabasaurus suzukii だろう(こういうばあいヘボン式なんだろうな)。Futaba はもちろん発見された場所の「双葉」で、saurus はギリシャ語の σαῦρος [sâuros サウロス](トカゲ)をラテン語のかたちにしたもの。suzukii は、鈴木さんの名まえにラテン語の男性名詞の語尾をつけた suzukius [スズキウス]の属格(所有格) suzukii [スズキイー]だろう。

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2006.05.16 kakikomi; 2009.05.06 kakinaosi

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