古代ギリシャの名まえの英語よみ
古代ギリシャのひととか土地の名まえが英語の文章のなかにでてくるときは、とうぜん英語としてのよみかたになる。この古典ギリシャ語(古代ギリシャ語)の名まえの英語よみについてちょっとまとめてみたい。
英語にはいった古代ギリシャの名まえには、もともとの名詞語尾がなくなってるものがある。たとえば Homer [ˈhəʊmə ホウマー](ホメーロス)とか Iliad [ˈɪliæd イリアッド](イーリアス)、Aesop [ˈiːsɒp イーソップ](アイソーポス/イソップ)、Euclid [ˈjuːklɪd ユークリッド](エウクレイデース)、Hesiod [ˈhiːsiəd ヒースィアッド/ˈhesiəd ヘスィアッド](ヘーシオドス)、Aristotle [ˈærɪstɒtl̩ アリストトル](アリストテレース)、Plutarch [ˈpluːtɑːk プルーターク](プルータルコス)…。こういうのは、アクセントがゲルマン語ふうに最初にきてたりして、これから説明する英語よみにはたいていあてはまらない。だから、名詞語尾がなくなったものについてはここではあつかわない。
古代ギリシャの名まえは、なかには直接ギリシャ語を英語にうつしたものもあるかもしれないけど、たいていは古代ローマ人がラテン語にうつしたものを英語よみすることになる。ってことは、結局はラテン語の名まえを英語よみするのとおんなじことだ。だから、ここにかくことは、ラテン語の名まえにもあてはまる(ただし、これも名詞語尾がのこってるばあいだけ)。それに、とにかくラテン語のかたちになった名まえを英語よみするだけだから、もとのギリシャ語のつづりをしってる必要もない。でてきた名まえのラテン語としてのよみかた、っていうかアクセントの位置さえわかれば、だいたい英語よみできる。
でも、順序として、まずはギリシャ語の名まえをラテン語にうつすやりかたから説明することにする。ラテン語は特別な記号はつかわないから、つづりとしては母音のながさの区別はしない。だから、ギリシャ語のながい母音はラテン語にうつしてもそのまんまのこるんだけど、つづりにはあらわれない。それから、二重母音でラテン語に対応するものがあるものはそれでうつす。つまり αι [ai アイ]は ae [アエ]、οι [oi オイ]は oe [オエ]になる。ει [eː](「イー」にちかい「エー」)はたいてい i [イー]になるけど、e [エー]とか ei [エイ]のばあいもある。υ [y ユ]は y [ユ]でうつすけど、αυ [au アウ]は au [アウ]、ευ [eu エウ]は eu [エウ]、 ου [uː ウー]は u [ウー]になる。
子音で気をつけなきゃいけないのは、κ [k]が c になって、χ [kʰ]が ch になることかな。ζ は古典時代の発音[zd]とはちがって z。それから単語のあたまにでてくる有気記号がついた ῥ [r̥]は rh でうつすけど、英語よみとしては h は無視すればいい。γ [ɡ]は g だけど、γ [ɡ]、κ [k]、ξ [ks]、χ [kʰ]のまえの鼻音をあらわす γ [ŋ]は n になる。
それから、ラテン語に対応するものがある名詞の語尾はラテン語のものにおきかわる。つまり -ος [os オス]は -us [ウス]に、-ον [on オン]は -um [ウム](この m は実際は鼻母音だったから[ウン]のほうがいいともいえる)になる。さらに -η [ɛː エー]が -a [ア]になってるのもあるし(-e [エー]のまんまのものもある)、-ων [ɔːn オーン]が -o [オー]だけになることもある。
ラテン語になったギリシャ語の名まえは、あくまでラテン語として発音されるから、ギリシャ語のアクセントはまったく無視して、ラテン語のアクセントの規則にしたがうことになる。このラテン語としてのアクセントの位置が英語よみでもそのまんまのこるから、これがいちばん重要な点だ。
ラテン語のアクセントの法則はけっこう簡単で、うしろから2番めの音節がながければそこにアクセントがあって、みじかければそのまえの音節、つまりうしろから3番めの音節にアクセントがある。ながい音節っていうのは、ながい母音か二重母音があるか、みじかい母音でもそのあとに子音がふたつ以上つづくものなんだけど、ふたつの子音でも、閉鎖音(c、g、t、d、p、b)+流音(l、r)のくみあわせだと、ひとつの子音のあつかいになる(→「古典ギリシャ語の閉鎖音+流音」)。2音節の単語は、音節のながさに関係なく、うしろから2番めの音節にアクセントがある。
ただし、古典ラテン語としての母音のながさがわかってればいいんだけど、そうじゃないとつづりからはアクセントの位置がわからないことがおおい(うしろから2番めの音節が、母音のあとに「閉鎖音+流音」以外の子音がふたつ以上つづいてるんなら、そこにアクセントがあるっていうのはわかる)。だから、ギリシャ語のつづりもしらなくて、古典ラテン語としての母音のながさもわかんないばあいは、けっきょく英語よみもわかんないってことにもなっちゃうけど、それでも、もとのギリシャ語の名まえとかラテン語の名まえを、ながい母音を無視しないカタカナがきでしってれば(→「ギリシャ語・ラテン語のながい母音のあつかい」)、アクセントの位置はわかる。
たとえば、「ソクラテス」じゃなくて「ソークラテース」としてしってれば、ラテン語でも Socrates の a はみじかい母音で、そのあとに子音がひとつしかないから、うしろから2番めの音節はみじかいのがわかる。だから、アクセントはそのまえの音節の o にある(ギリシャ語としてのアクセントは a にあるけど、英語よみには関係ない)。
つぎに、ギリシャ語の名まえをラテン語にうつした例をいくつかあげてみる。ラテン語のつづりとしてはアクセント記号はつけないけど、ここでは参考のためにアクセント記号をつけた。
- Αἰσχύλος [aiskʰýlos アイスキュロス] → Áeschylus [アエスキュルス]
- Αἰνείας [ainěːaːs アイネ~アース] → Aenéas [アエネーアース]
- Εὔβοια [ěuboija エウボイヤ] → Eubóea [エウボエア]
- Εὐρυδίκη [eurydíkɛː エウリュディケー] → Eurýdice [エウリュディケー]
- Ἴλιον [ǐːlion イーリオン] → Ílium [イーリウム]
- Ἰθάκη [itʰákɛː イタケー] → Íthaca [イタカ]
- Ὀρφεύς [orpʰěus オルペウス] → Órpheus [オルペウス]
- Οὐρανός [uːranós ウーラノス] → Úranus [ウーラヌス]
- Σοφοκλῆς [sopʰoklɛ̂ːs ソポクレース] → Sóphocles [ソポクレース]
- Φειδίας [pʰeːdíaːs ペ~ディアース] → Phídias [ピーディアース]
こういうふうにラテン語になった名まえを英語よみするには、アクセントの位置をそのまんまにして、あとはだいたい規則的によめばいい。
英語よみとして重要なのは、母音字のよみかたで、これにはながいばあいとみじかいばあいがある(これは、そもそも英語のつづりのよみかたの規則)。ながい母音としては a [eɪ エイ]、e [iː イー]、i [aɪ アイ]、o [əʊ/oʊ オウ]、u [juː ユー]、y [aɪ アイ]、みじかい母音としては a [æ ア]、e [e エ]、i [ɪ イ]、o [ɒ オ/ɑ(ː) ア(ー)]、u [ʌ ア]、y [ɪ イ]ってよむ(ギリシャ語の名まえにはみじかい u はないけど、ラテン語の名まえにはある)。それから ae と oe はたいてい[iː イー](アメリカ式なら[e エ]もある)。ただしこういうのは基本的にアクセントがあるばあいで、アクセントがないときは、ふつうの英語の単語とおんなじで、あいまい母音になったりする。
単語のおわりのとこは多少いろいろある。単語のおわりにくる -e は[i(ː) イ(ー)]ってよんで、y でおわるのとおんなじになる。-o でおわるものは[əʊ/oʊ オウ]、-es は[iːz イーズ]。
子音で気をつけなきゃいけないのは c と g。このふたつは e、i、y、ae、oe のまえだと「soft c」「soft g」つまり[s][dʒ]になる。それ以外は「hard c」「hard g」つまり[k][ɡ]になる。それから ch は[k]、th は[θ]、ph は[f]。x は[ks]だけど、単語のあたまにあると[z]になる。
で、アクセントの位置がわかれば、あとは母音がながいかみじかいかだけど(これからあとは、代表的なイギリス英語の発音をあげる)、
(1)母音のあとに母音がつづいてれば、ひとつ目の母音はたいていながい。
- Ἑρμιόνη [hermiónɛː ヘルミオネー] → Hermione [hɜːˈmaɪəni ハーマイアニ]
(2)うしろから2番目の音節にアクセントがあって、その母音のあとに子音がひとつだけ(「閉鎖音+流音」もふくむ)しかないときは、その母音はながい。
- Κύκλωψ [kýklɔːps キュクロープス](単数形) → Cyclops [ˈsaɪklɒps サイクロプス]
- Κύκλωπες [kýklɔːpes キュクローペス](複数形) → Cyclopes [saɪˈkləʊpiːz サイクロウピーズ]
(3)母音のあとに「閉鎖音+流音」以外の子音がふたつ以上つづいてれば、その母音はみじかい。
- Καλυψώ [kalypsɔ̌ː カリュプソー] → Calypso [kəˈlɪpsəʊ カリプソウ]
(4)うしろから3番目の音節の母音は、もとが二重母音でもなければたいていみじかい。ただし a、e、o のあとに子音がひとつ(「閉鎖音+流音」もふくむ)あって、そのあとに e、i、y+母音がつづいてるばあいは a、e、o はながい。
- Περικλῆς [periklɛ̂ːs ペリクレース] → Pericles [ˈperɪkliːz ペリクリーズ]
- Σωκράτης [sɔːkrátɛːs ソークラテース] → Socrates [ˈsɒkrətiːz ソクラティーズ]
- Δευκαλίων [deukalíɔːn デウカリオーン] → Deucalion [djuːˈkeɪliən デューケイリアン]
それから -eus にはふたつあって、もともとギリシャ語で -ευς [-eus エウス]と -εος [-eos エオス]だったものが、-ος [-os]はラテン語で -us になるもんだから、おんなじになった。-ευς [-eus]の母音は二重母音で、ラテン語になった -eus もそうだけど、-εος [-eos]のほうは母音連続でこの部分は2音節だから、ラテン語のなっても2音節だ。だから、分離記号(分音符)をつかって -eüs ってかくこともある。英語よみとしては、二重母音の -eus は[juːs ユース]、母音連続の -eus (-eüs) は[iəs イアス/jəs ヤス]になるはずなんだけど、つづりからはこのちがいがわかんないもんだから、結局は混同されて、二重母音のほうも[iəs/jəs]ってよむことがある。たとえば Θησεύς [tʰɛːsěus テーセウス]はもともと Theseus [ˈθiːsjuːs スィースュース]のはずだけど、[ˈθiːsiəs スィースィアス/ˈθiːsjəs スィースャス]とも発音する。おもしろいことに、ギリシャ神話のテーセウスにはどっちの発音もあるんだけど、シェークスピアの作品の登場人物としては[ˈθiːsiəs/ˈθiːsjəs]のほうをつかうらしい。
つぎに、うえでラテン語にうつした例としてあげた名まえの英語よみをあげる。
- Aeschylus [ˈiːskɪləs イースキラス]
- Aeneas [iːˈniːəs イーニーアス]
- Euboea [juːˈbiːə ユービーア]
- Eurydice [jʊəˈrɪdɪsi ユ(ア)リディスィ]
- Ilium [ˈɪliəm イリアム]
- Ithaca [ˈɪθəkə イサカ]
- Orpheus [ˈɔːfjuːs オーフュース/ˈɔːfiəs オーフィアス]
- Uranus [ˈjʊərənəs ユアラナス]
- Sophocles [ˈsɒfəkliːz ソフォクリーズ]
- Phidias [ˈfɪdiæs フィディアス]
さらに、ほかにも例をあげておこう。
- Αἴγινα [ǎiɡiːna アイギーナ] → Aegina [iːˈdʒaɪnə イージャイナ]
- Αἰήτης [aijɛ̌ːtɛːs アイエーテース] → Aeetes (Aeëtes) [iːˈiːtiːz イーイーティーズ]
- Αἴολος [ǎijolos アイヨロス] → Aeolus [ˈiːəʊləs イーアラス/イーオウラス]
- Ἄλκηστις [álkɛːstis アルケースティス] → Alcestis [ælˈsestɪs アルセスティス]
- Ἀλκιβιάδης [alkibiádɛːs アルキビアデース] → Alcibiades [ˌælsɪˈbaɪədiːz アルスィバイアディーズ]
- Ἀνδρομάχη [andromákʰɛː アンドロマケー] → Andromache [ænˈdrɒməki アンドロマキ]
- Ἀνδρομέδα [andromédaː アンドロメダー] → Andromeda [ænˈdrɒmɪdə アンドロミダ]
- Ἀντιγόνη [antiɡónɛː アンティゴネー] → Antigone [ænˈtɪɡəni アンティガニ]
- Ἀπόλλων [apóllɔːn アポッローン] → Apollo [əˈpɒləʊ アポロウ]
- Ἄρης [árɛːs アレース] → Ares [ˈeəriːz エアリーズ]
- Ἀριάδνη [ariádnɛː アリアドネー] → Ariadne [ˌæriˈædni アリアドニ]
- Ἀριστοφάνης [aristopʰánɛːs アリストパネース] → Aristophanes [ˌærɪˈstɒfəniːz アリストファニーズ]
- Ἄρτεμις [ártemis アルテミス] → Artemis [ˈɑːtɪmɪs アーティミス]
- Ἀρχιμήδης [arkʰimɛ̌ːdɛːs アルキメーデース] → Archimedes [ˌɑːkɪˈmiːdiːz アーキミーディーズ]
- Ἀσκληπιός [asklɛːpiós アスクレーピオス] → Asclepius [əˈskliːpiəs アスクリーピアス]
- Ἀττική [attikɛ̌ː アッティケー] → Attica [ˈætɪkə アティカ]
- Ἀφροδίτη [apr̥odǐːtɛː アプロディーテー] → Aphrodite [ˌæfrəʊˈdaɪti アフラダイティ/アフロウダイティ]
- Βάκχος [bákkʰos バッコス] → Bacchus [ˈbækəs バカス]
- Γαῖα [ɡâija ガイヤ] → Gaea [ˈdʒiːə ジーア]
- Δαίδαλος [dǎidalos ダイダロス] → Daedalus [ˈdiːdələs ディーダラス]
- Δανάη [danáɛː ダナエー] → Danaë [ˈdæneɪiː ダネイイー]
- Δημήτηρ [dɛːmɛ̌ːtɛːr デーメーテール] → Demeter [dɪˈmiːtə ディミーター]
- Δημόκριτος [dɛːmókritos デーモクリトス] → Democritus [dɪˈmɒkrɪtəs ディモクリタス]
- Δημοσθένης [dɛːmostʰénɛːs デーモステネース] → Demosthenes [dɪˈmɒsθəniːz ディモスサニーズ]
- Διόνυσος [diónyːsos ディオニューソス] → Dionysus [ˌdaɪəˈnaɪsəs ダイアナイサス]
- Εἰρήνη [eːrɛ̌ːnɛː エ~レーネー] → Irene [aɪˈriːni アイリーニ]
- Ἑρμῆς [hermɛ̂ːs ヘルメース] → Hermes [ˈhɜːmiːz ハーミーズ]
- Εὐριπίδης [euriːpídɛːs エウリーピデース] → Euripides [jʊəˈrɪpɪdiːz ユ(ア)リピディーズ]
- Εὐφράτης [eupr̥ǎːtɛːs エウプラーテース] → Euphrates [juːˈfreɪtiːz ユーフレイティーズ]
- Ζεύς [zděus ズデウス(zěus ゼウス)] → Zeus [ˈzjuːs ズュース]
- Ζήνων [zdɛ̌ːnɔːn ズデーノーン(zɛ̌ːnɔːn ゼーノーン)] → Zeno [ˈziːnəʊ ズィーノウ]
- Ἠλέκτρα [ɛːléktraː エーレクトラー] → Electra (Elektra) [ɪˈlektrə イレクトラ]
- Ἤπειρος [ɛ̌ːpeːros エーペ~ロス] → Epirus [epˈaɪərəs エパイ(ア)ラス]
- Ἥρα [hɛ̌ːraː ヘーラー] → Hera [ˈhɪərə ヒアラ]
- Ἡράκλειτος [hɛːrákleːtos ヘーラクレ~トス] → Heraclitus [ˌherəˈklaɪtəs ヘラクライタス]
- Ἡρόδοτος [hɛːródotos ヘーロドトス] → Herodotus [herˈɒdətəs ヘロダタス]
- Ἥφαιστος [hɛ̌ːpʰaistos ヘーパイストス] → Hephaestus [hɪˈfiːstəs ヒフィースタス]
- Θαλῆς [tʰalɛ̂ːs タレース] → Thales [ˈθeɪliːz セイリーズ]
- Θεμιστοκλῆς [tʰemistoklɛ̂ːs テミストクレース] → Themistocles [θɪˈmɪstəkliːz スィミスタクリーズ]
- Θουκυδίδης [tʰuːky(ː)dídɛːs トゥーキュ(ー)ディデース] → Thucydides [θjuːˈsɪdɪdiːz スュースィディディーズ]
- Ἰαπετός [iːápetos イーアペトス] → Iapetus [aɪˈæpɪtəs アイアピタス]
- Ἴδη [ǐːdɛː イーデー] → Ida [ˈaɪdə アイダ]
- Ἵπποκράτης [hippokrátɛːs ヒッポクラテース] → Hippocrates [hɪˈpɒkrətiːz ヒポクラティーズ]
- Ἰωνία [iɔːníaː イオーニアー] → Ionia [aɪˈəʊniə アイオウニア]
- Κνίδος [knídos クニドス] → Cnidus [ˈnaɪdəs ナイダス]
- Κρίτων [krítɔːn クリトーン] → Crito [ˈkraɪtəʊ クライトウ]
- Κροῖσος [krôisos クロイソス] → Croesus [ˈkriːsəs クリーサス]
- Κρόνος [krónos クロノス] → Cronus [ˈkrəʊnəs クロウナス]
- Κῦρος [kŷːros キューロス] → Cyrus [ˈsaɪərəs サイ(ア)ラス]
- Λαέρτης [laːértɛːs ラーエルテース] → Laertes [leɪˈɜːtiːz レイアーティーズ]
- Λήδα [lɛ̌ːdaː レーダー] → Leda [ˈliːdə リーダ]
- Λυκοῦργος [lykûːrɡos リュクールゴス] → Lycurgus [laɪˈkɜːɡəs ライカーガス]
- Λυσιστράτη [lyːsistrátɛː リュースィストラテー] → Lysistrata [laɪˈsɪstrətə ライスィストラタ]
- Μακεδονία [makedoníaː マケドニアー] → Macedonia [ˌmæsɪˈdəʊniə マスィドウニア]
- Μεσοποταμία [mesopotamíaː メソポタミアー] → Mesopotamia [ˌmesəpəˈteɪmiə メサパテイミア]
- Μήδεια [mɛ̌ːdeːa メーデ~ア] → Medea [mɪˈdiːə ミディーア]
- Μορφεύς [morpʰěus モルペウス] → Morpheus [ˈmɔːfjuːs モーフュース/ˈmɔːfiəs モーフィアス]
- Μυκῆναι [mykɛ̂ːnai ミュケーナイ] → Mycenae [maɪˈsiːni(ː) マイスィーニ(ー)]
- Μυτιλήνη [mytilɛ̌ːnɛː ミュティレーネー] → Mytilene [ˌmɪtɪˈliːni ミティリーニ]
- Νιόβη [nióbɛː ニオベー] → Niobe [ˈnaɪəʊbi ナイアビ/ナイオウビ]
- Ξανθίππη [ksantʰíppɛː クサンティッペー] → Xanthippe [zænˈθɪpi ザンスィピ/zænˈtɪpi ザンティピ]
- Ξενοφῶν [ksenopʰɔ̂ːn クセノポーン] → Xenophon [ˈzenəfən ゼナファン]
- Ξέρξης [ksérksɛːs クセルクセース] → Xerxes [ˈzɜːksiːz ザークスィーズ]
- Οἰδίπους [oidípuːs オイディプース] → Oedipus [ˈiːdɪpəs イーディパス]
- Ὀρέστης [oréstɛːs オレステース] → Orestes [ɒrˈestiːz オレスティーズ]
- Παρμενίδης [parmenídɛːs パルメニデース] → Parmenides [pɑːˈmenɪdiːz パーメニディーズ]
- Παυσανίας [pausaníaːs パウサニアース] → Pausanias [pɔːˈseɪniəs ポーセイニアス]
- Πελοπόννησος [pelopónnɛːsos ペロポンネーソス] → Peloponnesus [ˌpeləpəˈniːsəs ペラパニーサス]
- Περσεφόνη [persepʰónɛː ペルセポネー] → Persephone [pɜːˈsefəni パーセフ(ァ)ニ]
- Πηνελόπη [pɛːnelópɛː ペーネロペー] → Penelope [pəˈneləpi パネラピ]
- Πλάτων [plátɔːn プラトーン] → Plato [ˈpleɪtəʊ プレイトウ]
- Πλωτῖνος [plɔːtîːnos プローティーノス] → Plotinus [pləʊˈtaɪnəs プロウタイナス]
- Πολύφημος [polýpʰɛːmos ポリュペーモス] → Polyphemus [ˌpɒlɪˈfiːməs ポリフィーマス]
- Πρόκλος [próklos プロクロス] → Proclus [ˈprəʊkləs プロウクラス]
- Προμηθεύς [promɛːtʰěus プロメーテウス] → Prometheus [prəˈmiːθjuːs プラミースュース/prəˈmiːθiəs プラミースィアス]
- Πυθαγόρας [pyːtʰaɡóraːs ピュータゴラース] → Pythagoras [paɪˈθæɡərəs パイサガラス]
- Ῥέα [r̥éaː レアー] → Rhea [ˈriːə リーア]
- Σαπφώ [sappʰɔ̌ː サッポー] → Sappho [ˈsæfəʊ サフォウ]
- Σεμέλη [semélɛː セメレー] → Semele [ˈsemɪli セミリ]
- Σίσυφος [sǐːsypʰos スィースュポス] → Sisyphus [ˈsɪsɪfəs スィスィファス]
- Σόλων [sólɔːn ソローン] → Solon [ˈsəʊlɒn ソウロン]
- Τιμόθεος [tiːmótʰeos ティーモテオス] → Timotheus (Timotheüs) [tɪˈməʊθiəs ティモウスィアス]
- Τιτάν [tiːtǎːn ティーターン] → Titan [ˈtaɪtən タイタン]
- Τρίτων [trǐːtɔːn トリートーン] → Triton [ˈtraɪtɒn トライトン]
- Ὑμήν [hyːmɛ̌ːn ヒューメーン] → Hymen [ˈhaɪmen ハイメン]
- Φαέθων [pʰaétʰɔːn パエトーン] → Phaethon (Phaëthon) [ˈfeɪəθən フェイアサン]
- Φαίδων [pʰǎidɔːn パイドーン] → Phaedo [ˈfiːdəʊ フィードウ]
- Φαίδρα [pʰǎidraː パイドラー] → Phaedra [ˈfiːdrə フィードラ]
- Φαῖδρος [pʰâidros パイドロス] → Phaedrus [ˈfiːdrəs フィードラス]
- Φοίβη [pʰǒibɛː ポイベー] → Phoebe [ˈfiːbi フィービ]
- Φοῖνιξ [pʰôiniks ポイニクス] → Phoenix [ˈfiːnɪks フィーニクス]
- Φρυγία [pr̥yɡíaː プリュギアー] → Phrygia [ˈfrɪdʒiə フリジア]
- Χαλκίς [kʰalkís カルキス] → Chalcis [ˈkælsɪs カルスィス]
- Ψυχή [psyːkʰɛ̌ː プスューケー] → Psyche [ˈsaɪki サイキ]
- Ὠκεανός [ɔːkeanós オーケアノス] → Oceanus [əʊˈsiːənəs アスィーアナス/オウスィーアナス]
それから Ἡρακλῆς [hɛːraklɛ̂ːs ヘーラクレース](ヘラクレス)はそのまんまラテン語にうつすと Heracles [ヘーラクレース]になって、その英語よみは[ˈherəkliːz ヘラクリーズ]だけど、これとはべつにラテン語のかたちがあって、そのラテン語 Hercules [ヘルクレース]を英語よみした[ˈhɜːkjəliːz ハーキャリーズ/ˈhɜːkjʊliːz ハーキュリーズ]のほうがよくつかわれるみたいだ。
ホメーロス:ホメロス。 イーリアス:イリアス。 アイソーポス:アイソポス。 エウクレイデース:エウクレイデス。 ヘーシオドス:ヘシオドス。 アリストテレース:アリストテレス。 プルータルコス:プルタルコス、プルターク。
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2006.06.08 kakikomi; 2011.08.07 kakitasi
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