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四国学院大学のギリシャ語館

香川県善通寺市は映画「サマータイムマシン・ブルース」のロケ地で、そこにある四国学院大学も映画の撮影でつかわれたんだけど、この大学にはギリシャ語の名まえがついてる建物がある。

ひとつは「ロゴス館」で、これは同窓会館らしい。入口の横にこういうものがある。

ΛΟΓΟΣ/λόγος [lóɡos]は「ことば」っていう意味だけど、キリスト教だと、かんたんにいうとロゴスっていうのはキリストのことだ。ここはキリスト教系の大学だから、そのへんのことも関係あるのかな。

もうひとつは「エクテス館」っていって、これは図書館なんだけど、こっちにも建物の横にこういうのがある。

ΕΧΘΕΣ/ἐχθές [ekʰtʰés]は「きのう」っていう意味だけど、図書館がなんで「きのう館」なんだろ。本っていうのは過去の記録だからかな。

このふたつをくらべてみると、ロゴス館のほうは、カタカナのロゴスが手がきの文字で、ギリシャ語のほうは活字だ。それに、カタカナのほうがおおきくてメインになってる。エクテス館のほうは、ギリシャ語のほうがメインで、やっぱり活字をつかってるし、カタカナもサンセリフだけど活字だ。これはなんのちがいなんだろ。エクテス館のほうがあたらしいから、たんに時期のちがいなのかもしれないけど。

あとでしらべたら、もうひとつギリシャ語の名まえがついた建物があるのがわかったんだけど、その建物はグラウンドの横にあって、そっちまではいかなかったもんだから、そこの文字がどうなってるかはわからない。エクテス館とおんなじころにできたみたいだから、エクテス館みたいな感じなのかな。

その建物は「ノトス館」っていって、ΝΟΤΟΣ/νότος [nótos]は「南、南風」っていう意味だけど、たしかにこの建物はキャンパスの南のほうにある。

2009.12.15 kakikomi

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