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白水社の「ギリシア」と、たぶんはじめてきいた平板型の「ギリシア」

ことし に なって 白水社 の ニューエクスプレス シリーズ に くわわった 『ニューエクスプレス 現代ギリシア語』 (木戸 雅子 著) で、 最初 の ほう の 現代 ギリシャ語 を 紹介 する とこ に こんな こと が かいて ある。

 最後に、本書では国名や言語名称として「ギリシア、ギリシア語」を用いましたが、「ギリシャ大使館」や「日本ギリシャ協会」など「ギリシャ」の表記が一般的になってきていることを付記しておきます。

一般 てき に なって きてる って いう ん なら、 なんで 「ギリシャ」 を つかわない ん だろ、 って おもった けど、 この 著者 の ほか の 本 は みんな 「ギリシャ」 だ。 って こと は、 この ひと は 「ギリシャ」 に したかった の に できなかった から、 わざわざ こんな こと を かいてる ん だろう。 つまり 「ギリシア」 は 白水社 の 方針? まあ、 白水社 に かぎった こと じゃ ない だろう けど。

表記 が 「ギリシア」 に なってる の は みかける に して も、 「ぎ・り・しゃ」 じゃ なくて 「ぎ・り・し・あ」 って いってる の は あんまり みみ に しない と おもう。 でも BS11 の 「ミステリアス 古代文明への旅」 って いう 番組 の ナレーション は 「ぎ・り・し・あ」 って いってた。 それ も 平板型 の アクセント で。 平板型 は あがった まんま その あと の 助詞 も ふくめて さがる とこ が ない。 つまり 「イタリア」 と か 「シベリア」 と か と おんなじ アクセント だ。 「ギリシア 神話」 と か みたい に 「ギリシア」 の あと に なん か ついてる ん なら 「ギリシア」 の 部分 は そう いう アクセント に なる けど (「ギリシャ」 で も そう)、 「ギリシア」 だけ で 平板型 なんて はじめて きいた か も。 「ギリシア」 が でて くる たび に 気もち わるかった。

「ぎ・り・し・あ」 って いう ばあい アクセント は そもそも どう なる の か しらべて みたら、 『明解日本語アクセント辞典』 (三省堂、 1958) に は リシア と ギシア (たかい とこ に アンダーライン。 もと の 表記 と は ちがう) って いう ふたつ の アクセント が のってた けど、 あたらしく なった 『新明解日本語アクセント辞典』 (三省堂、 2001) は リシア だけ に なってた。

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 ・「ギリシャ」のかなづかい
 ・「ギリシア」という表記について

2012.05.15 kakikomi; 2014.01.08 kakitasi

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