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PRINCIPE CARLO (チャールズ皇太子)

「世界ふしぎ発見!」 の 「熟成肉の本場に学べ!フランス・イタリア肉紀行」 (2015.06.13) の 回 で、 イタリア の まぼろし の なまハム クラテッロ ディ ジベッロ の 熟成庫 が うつった ん だ けど、 14 世紀 に たてられた やかた の 地下 に あって、 予約 してる ひと の なふだ が あっち こっち に ついてた。

その なか に チャールズ 皇太子 の も あって、

S. A. R.
PRINCIPE CARLO

って いう ふう に イタリア語 で かいて あった。 S. A. R. は Sua Altezza Reale [スア アルテッツァ レアーレ] の 略 で 「殿下」、 PRINCIPE [プリンチペ] は 英語 の プリンス、 CARLO [カルロ] は 英語 の チャールズ に あたる イタリア語 の なまえ だ。

英語 の Charles、 イタリア語 の Carlo は、 フランス語 なら Charles [シャルル]、 スペイン語 なら Carlos [カルロス]、 ドイツ語 なら Karl [カール]、 ラテン語 なら Carolus [カロルス] に なる。

なまえ を 翻訳 する の は ふるい もの で は よく みかける。 たとえば ヨーゼフ ハイドン (Joseph Haydn、 1732-1809) が イタリア で 出版 した 楽譜 に は Giuseppe Haydn って いう ふう に ヨーゼフ を イタリア語 の ジュゼッペ に した なまえ が かいて ある し、 本人 も スコア に Giuseppe Haydn って 署名 する こと が けっこう あった らしい。

ヨハン ゼバスティアン バッハ (Johann Sebastian Bach、 1685-1750) は フランス じゃ いま で も 個人名 の ほう が フランス語 に なって Jean-Sébastien Bach だったり する (フランス語 の CD の ジャケット を みる と そう なってる)。

でも、 いまだ に チャールズ 皇太子 の なまえ が イタリア語 に なってる と は おもわなかった。 イタリア語版 Wikipedia を みる と、 英語 で Charles, Prince of Wales って いう の が イタリア語 で Carlo, principe di Galles に なってる。 ウェールズ は イタリア語 で Galles [ガッレス] って いう の か。

ついで に エリザベス 女王 の ほう も みて みる と、 こっち も イタリア語 で Elisabetta [エリザベッタ] に なってた。 でも ウィリアム 王子 は 英語 の まんま だった から、 この 世代 から 訳さなく なってる の か な。

ちなみ に 英語 の Elisabeth は ドイツ語 で も つづり は おんなじ Elisabeth だ けど 発音 は [エリーザベト] だ。 アクセント の 位置 は 英語 と かわり が ない。 どっち も 「リ」 に アクセント が ある。 でも まちがった 「エリザベート」 って いう の が やたら に つかわれてる。 オーストリア の 皇后 の なまえ なん か も そう だ。 なん で だろ。 そう いえば 宝塚版 の ミュージカル 「エリザベート」 を みた ひと から きいた はなし だ と、 劇中 の うた の 歌詞 で は 「エリーザベト」 って うたわれてる らしい。

2015.06.25 kakikomi

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