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『シュタウブ ギリシア語文法』

もともと 自費 出版 だった 『LEXICON GRAECO-IAPONICUM/希和辞典』 が 『シュタウブ希和辞典』 と して 出版 された って いう の を まえ に かいた けど (『シュタウブ希和辞典』」)、 おんなじ 著者 の 自費 出版 の 文法書 も ことし に なって 出版 されてた。

『シュタウブ ギリシア語文法』
 アウグスチン・シュタウブ編
 発売元:リトン
 3000円(税ぬき)
 ISBN 978-4-86376-048-6

「まえがき」 に 著者 に よる こう いう 説明 が ある。

 この文法書の主要目的は,ギリシア語をはじめて学ぶ人に,ギリシア語文法の内容を,一応全般にわたって紹介するためである。
 ギリシア語習得のためのすぐれた教材としては,さきに,高津春繁著『ギリシア語基礎文法』ならびに『読本』が,出版されているが,その後品切れのため入手難となったので,それに代わるものとして,この文法書の編集を思い立った次第である。そのような限定目的のため,初学者にとってあまり必要でないと思われることは省略した。

この 「まえがき」 に は 「文章論は別冊となった」 って かいて ある ん だ けど、 今回 出版 された もの は、「まえがき」 の うら に ある [付記] に よる と、

 故シュタウブ師は,1967年の『希和辞典』刊行後に,ギリシア語学習者のための教材として『GRAMMATICA GRAECA I』(1968年4月),『EXERCITIA GRAECA (リーダー)』(1968年10月),『GRAMMATICA GRAECA II』(1969年4月)をタイプ印刷で限定自費出版された。文法書は高津春繁著のもの,リーダーはシーリング・クリューゲルのギリシア語教本を参考に編集されている。

 本書は,リーダー編を割愛して文法編 I と II を合本としたものである

って こと で、 形態論 と 文章論 を あわせた 合本 に なってる。 「まえがき」 は 『GRAMMATICA GRAECA I』 の もの を その まんま のせてる ん だろう。

著者 は 初学者 の ため に って いってる わけ だ けど、 それ に して は ちょっと 残念 な とこ が ある。 文章論 に でて くる 例文 に ほとんど 訳文 が ついて ない。

それ に この 本 に は 母音 を のばす 記号 も ほとんど ついて ない。 発音 の 説明 の とこ と 変化表 に は いちおう ついてたり も する けど、 例文 に は ない。 ちなみ に 7 ページ に あがってる 例 で πράττω に みじかい 母音 の 記号 が ついてる ん だ けど、 この 母音 は ながい はず で、 そもそも ここ に だす 例 と して は おかしい と おもう。

あと、 本 に よって ちがい が ある 格変化 の 順序 だ けど (格変化の順序」)、 この 本 は 主属与対呼 の 順。

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2016.07.26 kakikomi

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