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岩波文庫の『ソクラテスの弁明・クリトン』

岩波文庫の創刊は1927年7月10日で、きょうでちょうど90年。

最初に刊行された23点のなかにプラトーンの『ソクラテスの弁明・クリトン』があって、いままで刊行された約6千点のうちで、これが通算販売部数第1位。現在105刷で、166万部。

おんなじ岩波文庫の『饗宴』もそうなんだけど、この翻訳は句読点に特徴があって、コロンとセミコロンを使ってる。コロンは黒くぬりつぶした句点(マル)で、セミコロンはシロテンつまり白ぬきの読点(テン)。

それと、ほかの翻訳とちがって、ステファヌス版のページと行数がついてない(プラトーンとアリストテレースの引用:ステファヌス版とベッカー版」)。ただよむだけならそれでもいいんだろうけど、なにかに引用されてるとこをさがしたりとか、いろいろ参照したりするのにはつかえない。

文庫でも、新潮文庫の『ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン』、角川文庫の『ソクラテスの弁明―― エウチュプロン/クリトン』、講談社文庫の『ソクラテスの弁明・クリトン・パイドン』、講談社学術文庫の『ソクラテスの弁明・クリトン』にはついてるんだけど。

2017.07.10 kakikomi

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